「あのピンクの新幹線、もう乗れなくなるって本当?」――そう聞いて、少し胸がざわついた方も多いのではないでしょうか。
山陽新幹線を走るハローキティ新幹線が、2026年5月17日(日)をもって運行を終了します。JR西日本とサンリオが発表したこのニュースは、鉄道ファンはもちろん、家族旅行や女子旅でこの列車に思い出を刻んできた方々に大きな反響を呼びました。ピンクのリボンをまとった500系新幹線は、「地域をつないで結ぶ」というコンセプトのもと約8年間にわたって走り続け、西日本の観光と文化を伝えてきました。
この記事では、ハローキティ新幹線の運行終了の背景と理由、最新の時刻表・乗り方・予約方法、車内の魅力、フィナーレキャンペーン情報まで徹底的にまとめています。「最後に乗っておきたい」「子どもに見せたい」「記念グッズを手に入れたい」――そんなすべての方に向けて、ラストランまでの完全ガイドをお届けします。
ハローキティ新幹線とは?8年間の歴史と運行終了の理由
記事ポイント①
- ハローキティ新幹線は2018年6月に山陽新幹線でデビューした500系ラッピング列車です
- JR西日本とサンリオのコラボレーション企画で、「地域をつないで結ぶ」がコンセプトです
- 新大阪〜博多間をこだまとして1日1往復運転してきました
- 2026年5月17日(日)をもって運行終了が決定しています
- 運行終了の主な理由は使用車両・500系の老朽化による引退準備です
- 8年間にわたり多くのファンに親しまれた、山陽新幹線を代表する観光列車です
デビューから8年——ハローキティ新幹線の歩み
ハローキティ新幹線は2018年(平成30年)6月より、JR西日本とサンリオの共同企画として山陽新幹線での運行を開始しました。500系新幹線にハローキティのデザインをラッピングしたこの列車は、外装・内装ともにピンクのリボンとキティちゃんのモチーフで彩られ、登場と同時に大きな話題を集めました。
「地域をつないで結ぶ」というコンセプトの通り、新幹線沿線の各地域の特産品や観光情報を車内で紹介し、観光列車としての役割も担ってきました。1号車は地域展示スペース「HELLO!PLAZA」、2号車は特別内装車「KAWAII!ROOM」となっているなど、車内まで特別な内装が施された編成です。
なぜ今、運行終了なのか
JR西日本は運行終了の理由について、使用する500系車両が引退するためとしています。JR西日本は現在、山陽新幹線のこだま用車両として、「のぞみ」などで使用していたN700系を8両に短縮化して投入する計画を進めており、老朽化した500系の置き換えが順次行われています。500系は2027年をめどに営業運転を終了することが決定しています。
ハローキティ新幹線はその500系を使用していることから、車両の引退に先立つ形でコラボ企画としての幕を閉じることになりました。8年という月日は、JR西日本のラッピング企画の中でも異例の長期運行となりました。
運行終了日・最終ダイヤ・時刻表(2026年最新版)
記事ポイント②
- 運行終了日は**2026年5月17日(日)**です
- 列車はこだま942号(上り)・こだま949号(下り)の1日1往復運転です
- 2026年3月14日ダイヤ改正後の時刻:こだま942号は博多7:04発→新大阪11:25着、こだま949号は新大阪11:37発→博多15:51着です
- 運休日がある点に注意が必要です(月に数日程度)
- 車両変更の可能性もあるため、乗車前に公式サイトで運転日カレンダーの確認が必須です
- ラストランが近づくほど混雑と指定席完売が予想されます
最終運行日は2026年5月17日
JR西日本は、2018年6月から山陽新幹線で運行を続けてきた「ハローキティ新幹線」が2026年5月17日(日)をもって運行終了することを発表しています。
現在、ラストランに向けたフィナーレキャンペーンが展開されており、乗車を検討する方には早めの計画をおすすめします。
2026年3月改正後の時刻表
2026年3月14日ダイヤ改正以降の主要駅の時刻は以下の通りです。
- こだま942号(上り): 博多07:04発→小倉07:22発→広島08:40発→岡山10:09発→新神戸11:12発→新大阪11:25着
- こだま949号(下り): 新大阪11:37発→新神戸11:50発→岡山12:50発→広島14:08発→小倉15:34発→博多15:51着
| 列車名 | 発駅・時刻 | 新大阪/博多着 | 方向 |
|---|---|---|---|
| こだま942号 | 博多 07:04発 | 新大阪 11:25着 | 上り |
| こだま949号 | 新大阪 11:37発 | 博多 15:51着 | 下り |
※山陽新幹線の各駅にすべて停車します。
※2026年5月17日以降はこの列車にハローキティ新幹線は使用されません。
運休日・車両変更に注意
ハローキティ新幹線には「ハローキティ新幹線が運転されない日」が月に数日あります。検査やメンテナンスのためN700系などの別車両で運転される日があり、その場合はラッピングや特別内装を楽しむことができません。
「キティ新幹線に乗車する!」という場合は、事前のカレンダーチェックがおすすめです。
乗車前には必ずJR西日本公式ハローキティ新幹線サイトの運転日カレンダーで確認してください。
(参照:ハローキティ新幹線 公式サイト)
乗り方・予約方法・料金
記事ポイント③
- 乗車には通常の新幹線と同じく乗車券+特急券が必要です(追加料金は不要)
- 2号車KAWAII!ROOMと1号車HELLO!PLAZAは自由席・自由入室です
- 指定席の予約は乗車日1か月前の午前10時から可能です
- 予約はみどりの窓口、主な旅行会社、JR西日本e5489・JR九州ネット予約・えきねっとでできます
- ラストランが近づくほど指定席は早期完売が予想されます
- 博多発の上り列車(こだま942号)は比較的空席を確保しやすい傾向があります
乗車に必要なきっぷ
ご乗車の際は乗車券の他、特急券が必要です。1号車HELLO!PLAZAにも自由に入室いただけます(混雑等により入室を制限する場合があります)。
ハローキティ新幹線に乗るために特別なきっぷは必要なく、通常のこだま料金と変わりません。新大阪〜博多間を全区間乗車する場合、乗車券・特急券の合計は通常期でおよそ1万数千円程度となります(時期・座席種別により変動)。
予約方法
乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口、主な旅行会社、インターネット(JR九州ネット予約、JR西日本e5489、JR東日本えきねっと)で予約が可能です。インターネットで空席照会もでき、シートマップが表示されるので希望の席番を取ることもできます。
運行終了が近づくにつれて乗車希望者が増加することが予想されるため、特に指定席は早めの予約が安心です。
自由席でも楽しめる?
2号車KAWAII!ROOMは自由席です。内装を思う存分楽しみたい方にとって最もおすすめの車両ですが、指定席ではないため満席になる可能性もあります。特に土日・祝日や運行終了直前の週末は、早めに乗車ホームへ並ぶことをおすすめします。
一方、博多方面から乗る上り列車は曜日問わず空いていることが多いです。博多駅が始発となるこだま942号(博多7:04発)であれば、自由席でも座れる可能性が高くなります。
※料金の詳細はJR公式サイトでご確認ください。
※時期(最繁忙期・繁忙期・閑散期)により特急料金が変動します。
車内の見どころ——HELLO!PLAZAとKAWAII!ROOM
記事ポイント④
- 1号車「HELLO!PLAZA」は座席なしの地域展示・グッズ販売スペースです
- 2号車「KAWAII!ROOM」はハローキティ一色の自由席車両です
- 枕カバー・日よけ・床・チャイムなど細部までハローキティデザインが施されています
- フォトスポットでハローキティと記念撮影ができます
- 1号車では期間限定の沿線地域の特産品やオリジナルグッズを購入できます
- 3〜8号車は通常の500系座席ですが、出入口などにキティちゃんの装飾があります
1号車「HELLO!PLAZA」——地域との出会いの場
8両編成中、博多側の先頭車1号車はハローキティの限定グッズや地域の特産品が購入できるHALLO!PLAZAになっています。座席はなく、地域のPR展示コーナーやグッズ販売スペース、記念撮影ボードが置かれた特別な空間です。
ハローキティ新幹線のグッズは、ハローキティ新幹線1号車の「HELLO!PLAZA」にて購入できます。ハローキティ新幹線の車内販売でしか購入できないデザインのファイルやTシャツが並ぶほか、山陽新幹線の沿線地域のご当地土産も買うことができます。このご当地土産は期間限定で、時期によって入れ替わります。
ラストランが近づく今、ここでしか手に入らない記念グッズを求めて多くのファンが訪れています。
2号車「KAWAII!ROOM」——ハローキティの世界へ
2号車の自由席はKAWAII!ROOMで枕カバーや日よけ・床がハローキティのデザインが施されています。座席の枕カバーや窓の日よけ、床材にいたるまでピンクとリボンのデザインが施されたこの車両は、車内に足を踏み入れた瞬間から別世界の雰囲気に包まれます。
ハローキティといっしょに記念撮影ができるフォトスポットもあります。ハローキティ新幹線限定のオリジナルチャイムも、乗車した方だけが体験できる特別なおもてなしです。
車内を楽しむおすすめのコツ
KAWAII!ROOMと1号車を両方楽しむなら、乗車したらまず2号車で座席を確保してから1号車へ移動する流れがスムーズです。1号車HELLO!PLAZAは発車後もいつでも立ち入れます(小倉〜新大阪間がオープン)。
フィナーレキャンペーン——最後の思い出づくり
記事ポイント⑤
- 2025年11月1日よりフィナーレキャンペーンが順次スタートしています
- 「みんなでつくるフィナーレアート」として利用者の思い出写真を募集し、車内などで展示されました
- 記念グッズが順次発売されており、車内HELLO!PLAZAや一部通販サイトで購入できます
- 新下関駅などで一夜限りの特別イベントも開催されています
- 関空特急「ハローキティはるか」も2027年夏ごろまでに順次運行終了の予定です
感謝を込めたフィナーレ企画
2018年6月より山陽新幹線で運行を続けてきた「ハローキティ新幹線」について、2026年春の運転をもって運行を終了します。デビューして以来、西日本エリアを駆け抜けた8年間。「地域をつないで結ぶ」というコンセプトのもと、地域と新幹線の魅力を発信し、多くのお客様にご利用いただきました。これまでのご愛顧への感謝を込めて、みなさまと想い出を創るたくさんの企画をご用意します。
フィナーレアートは、利用者から募集した思い出写真をもとに制作されたもので、車内やJR西日本主要駅に掲示されました。
記念グッズは早めに
フィナーレプロモーションとして、1号車ハロープラザでのお楽しみイベントや限定ノベルティの配布、ハローキティに会えるイベントも開催予定です。
オリジナル記念グッズは数量限定のものも多く、車内HELLO!PLAZAでの販売となります。ラストランに向けて需要が高まる中、早めに乗車して購入しておくことをおすすめします。
ハローキティはるかも終了予定
JR西日本はあわせて、関空特急「はるか」のラッピング車両「ハローキティはるか」についても、2027年夏ごろまでに順次運転を終了することを発表しています。
関西国際空港から京都・新大阪を結ぶ「はるか」のハローキティラッピング車両も、新幹線に遅れる形で別れを告げることになります。こちらも乗車を検討している方は早めのプランが得策です。
博多発なら九州旅行とセットで楽しめる
記事ポイント⑥
- ハローキティ新幹線の博多発(こだま942号)は博多7:04発のため、前日に福岡入りしての翌朝乗車がスムーズです
- 博多〜小倉間のみの短区間乗車でも、KAWAII!ROOMとHELLO!PLAZAを楽しめます
- 博多発の上り列車は座席を確保しやすい傾向にあり、初めての方にも安心です
- 九州観光とハローキティ新幹線を組み合わせた旅程は、乗り鉄・ファミリー旅行に特に人気があります
博多を旅のスタート地点に
九州を旅する方にとって、ハローキティ新幹線のラストランに合わせた旅行プランは絶好の機会です。博多駅は九州新幹線・在来線特急のターミナルであり、長崎・熊本・大分・鹿児島など九州各方面へのアクセスに優れています。
前日に福岡を観光・宿泊し、翌朝こだま942号(博多7:04発)に乗車する旅程がおすすめです。小倉駅(博多発7:22着)までのわずか18分間の短区間乗車でも、1号車HELLO!PLAZAと2号車KAWAII!ROOMをしっかり体験できます。
短区間乗車でもOK
山陽新幹線は各駅に停車するこだまのため、新大阪〜博多の全区間乗車でなく、途中区間だけの乗車でもハローキティ新幹線の車内を楽しむことができます。たとえば広島〜岡山間、岡山〜新神戸間といった区間乗車も選択肢に入ります。このようにちょっとの区間でも乗ることができるのを旅の途中の一つに入れてみるのも良いでしょう。
ハローキティ新幹線に関するよくある質問
Q. ハローキティ新幹線はいつまで乗れますか?
A. 2026年5月17日(日)が最終運行日です。それ以降はこの列車での運行は行われません。なお、運休日もあるため、乗車予定日に運転があるかどうかを公式サイトで事前に確認することをおすすめします。
Q. 乗車に予約は必要ですか?
A. 2号車KAWAII!ROOMと1号車HELLO!PLAZAは自由席・自由入室のため予約不要で乗れます。ただし、座席を確実に確保したい場合は指定席を予約するのがおすすめです。指定席の予約は乗車日の1か月前午前10時から可能です。
Q. 子どもも楽しめますか?
A. 車内装飾はカラフルでかわいく、ファミリーにも大変人気があります。8号車には500系のキッズ運転席もあり、子どもが喜ぶポイントが多い列車です。
Q. ハローキティ新幹線終了後も500系には乗れますか?
A. 500系は2027年をめどに営業運転を終了することが決定しています。ハローキティ新幹線の終了後も、しばらくは通常の500系こだまとして山陽新幹線を走る予定ですが、こちらも期間は限られています。
Q. 記念グッズはどこで買えますか?
A. 乗車中に1号車HELLO!PLAZAで購入できます。一部グッズはJR西日本の通販サイト「トレインボックス」でも取り扱っています。人気商品は売り切れることもあるため、早めの購入を検討ください。
まとめ:5月17日のラストランまでに乗り逃しなく
ハローキティ新幹線は、ただの「かわいいラッピング列車」ではありませんでした。地域の文化と特産品を全国に届け、旅する人々と沿線を結ぶ架け橋として8年間走り続けた、山陽新幹線を代表する観光列車でした。2026年5月17日のラストランを前に、今まさに乗りに行く価値のある列車です。
博多を起点に九州旅行を計画している方も、短区間だけでも乗車してみたい鉄道ファンも、子どもとの思い出をつくりたいご家族も——まだ間に合います。ぜひ最後の機会を逃さず、ピンクのリボンをまとった500系新幹線に乗って、ハローキティが結んできた旅の記憶を体験してください。
まとめチェックリスト
- ✅ 運行終了日は**2026年5月17日(日)**で決定している
- ✅ 列車はこだま942号(博多7:04発)・こだま949号(新大阪11:37発)の1日1往復
- ✅ 乗車前に公式サイトで運転日カレンダーの確認が必須
- ✅ 乗車に特別なきっぷは不要、通常の乗車券+特急券で乗れる
- ✅ 2号車KAWAII!ROOMは自由席、1号車HELLO!PLAZAも自由入室
- ✅ 指定席の予約は乗車日1か月前の午前10時から可能
- ✅ 博多発の上り(こだま942号)は比較的空いており座りやすい
- ✅ 記念グッズは1号車HELLO!PLAZAか公式通販「トレインボックス」で購入できる
- ✅ ラストランが近いほど混雑・完売が予想されるため早めの行動が得策
- ✅ 関空特急「ハローキティはるか」も2027年夏ごろまでに順次終了予定
- ✅ 500系新幹線自体も2027年をめどに引退が決定している
公式情報リンク
※掲載の時刻・運転日・料金情報は変更される場合があります。出発前に必ず公式サイトでご確認ください。


